アメリカ合衆国 United States

土地は、誰のものか?
 アメリカ合衆国においては、
ヒスパニック系の人口増加に警戒感を持つ人(白人)が多いでしょうが、
そもそも、北米大陸は、白人の土地だったのでしょうか。
 いや、違います。
北米大陸は、インディアンの土地だったのです。
インディアンにも家族があり、文化があり、神があったのです。
 そのインディアンを、まるで芝を刈り取るように、
北米大陸から消してしまったのが、ヨーロッパからの移民です。
 土地は、誰のものか。
数千年の歴史を見れば、土地には、様々な民族や人種が、
入れ代わり立ち代わり(入れ替り立ち替り)移り住んできたでしょう。
 つまり、土地は、誰のものでもありません。
それは、人間のものではなく、神のものだったのです。

出生率 birthrate 2005 11 28

 おそらく、将来、アメリカにおいては、黒人の大統領よりも、
ヒスパニックの大統領が誕生する可能性が高いと思います。
そして、長期的には、白人は、少数派になっていくかもしれません。
結局、出生率が、勝敗を決めることになるでしょう。
 2005年11月26日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「アメリカで最大の人口を抱えるカリフォルニア州では、
2020年までにヒスパニック(中南米からの移民と、その子孫)が、
白人を抜いて、最大勢力となる。」
「政策提言活動を行っている非営利組織カリフォルニア・バジェット・プロジェクトが、
こんな予測をまとめた。」

 出生率が高ければ、政治的にも経済的にも、強い立場となり、
出生率が低ければ、政治的にも経済的にも、少数派となっていくでしょう。
いずれにせよ、長期的には、出生率が、勝敗を決めることになるでしょう。













































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